春遠からじ

弥生とはいえまだまだ寒さは続く。

その寒い時期だけの楽しみが重ね着だ。

いつの間にか着物一枚だけでは満足できなくなって二枚、三枚と重ねて着るのが習い性になってしまった。

雪国育ちで子供のころから綿入れに馴染んでいたせいか今でも綿入れに執着がある。

今日はその綿入れ振袖の重ね着だ。

 

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  • まず素肌に綿入れお腰を巻き、綿入れ長襦袢をまとう
  • その上に対丈の綿入れ振袖を重ねる
  • 更に綿入れお引きずり振袖を着重ねる
  • 最後にまとうのは太ふきの綿入れお引きずり振袖二枚襲だ

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一枚二枚と着重ねるにつれてすべすべの絹にくるまれる心地よさが募り、わが分身もその硬直の度を増してゆく。

 

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分厚い絹の重なりにつつまれてもがいているわが分身を裾前を開いて解放してあげた。

これからたっぷりとなめらかな絹の感触を味わせてあげるからね。