お引きずり襦袢その2

先日縫ったお引きずり襦袢は襦袢としてはあまり使い物にならないが、せっかくなので着てみることにした。
普通のお端折りをして着る着物に着るには襦袢もお端折りをしなくてはならず、お端折りが二重になってすっきりとした着付けは望めない。
着るとすればやはり引き着用の襦袢として着るのが妥当だろう。
お引きずりが二重になって多少歩きづらくなるだろうが、着られないことはないだろう。
そこで以前に仕立てた躑躅色の引き振袖の襦袢として着てみた。
足元はこんな感じになる。
 
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芸者などのお引きずりは足元に赤い襦袢がチラチラ見えてそこがなんとも言えないのだが、これはちょっと見えすぎだろう。
まあ華やかといえば華やかで、その点はいいのだが・・・
畳の上を歩いてみるとそれほど歩きにくいことはない。ただゆっくり歩かないと足に絡みそうでちょっと怖い。
ここは一つ深窓のお姫様になったつもりでしゃなりしゃなりといくのがいいのかもしれない。

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