重ね着

重ね着
明治時代の古い写真を見ると、二枚重ねや三枚重ねの着物を着ている女性をよく見かける。
江戸時代の浮世絵や錦絵を見ても一枚だけというのはむしろ稀で大抵は何枚か重ね着をしている。
当時は気候も寒く、今のように暖房もなく、防寒の目的が大きかったのかもしれない。
しかし暖房の整った現代でも自分は着物を何枚も重ねて着る。
いつも二三枚は重ねて着るのが普通だ。
 
いくら昔の人でもさすがに綿入れは重ね着したのかどうか。
でも昔着物大好きの私は綿入れでも重ね着してしまう。
分厚い綿を含んだ滑らかな絹にくるまれた感触は例えようも無いほど心地よい。
 
しかしそれは寒い冬の間だけできる楽しみ。気温が高くなるこれからは当分お預けになりそうだ。
 
 
イメージ 1
 
 
 
イメージ 2