秋深しその2

前々回対丈仕立ての綿入れを取り上げたが、袖が短いと何となくもの足らない気がして同じような対丈で振袖も仕立てた。

いずれも裁縫を初めて間もなくの頃に仕立てたものだが、振袖の方は普段着としては袖が障りになって何かと不便であまり着る機会は多くなかった。

今回も綿入れ二枚襲の着装で、前回紹介した綿入れお腰を付けているので腰から下がすっきりしないで少々不格好かも知れない。

しかしその分三枚の綿を含んだ練絹にくるまれた股間はじんわりと圧迫されて、なんとも言えぬ心地よさだ。

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普段着なので博多織の半幅帯だが、振袖ということで文庫結びにしてみた。

帯の幅が普通の帯の半分しかないので、帯結びが小さくて可愛らしい。

やはり文庫結びは右側の画像のように大きい方が存在感があって映えると思う。

 

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